切迫早産・早産
正期産よりも前に赤ちゃんが生まれることを “早産”、
早産になりかかっている状態を “切迫早産” といいます。
骨盤のゆるみと切迫早産の関係
骨盤がゆるむと子宮などの内臓が重力の負荷を受けて下がるので、子宮頸管が子宮と骨盤底筋の間で押されて短くなります。
すると圧迫による刺激でお腹の張り(子宮収縮)が起きたり、子宮頸管が短くなって “切迫早産” の一因になると考えられています。
切迫早産の原因には他にも様々な要因が考えられます。
骨盤ケアの三原則で切迫早産のリスクを軽減!
骨盤高位の姿勢で体操をして内臓を上げましょう。子宮が元の位置に戻り、血流も良くなるので、お腹の張りや切迫早産のリスクが軽減します。さらに、子宮の位置を保てるようトコちゃんベルトで骨盤を支えましょう。
学会発表
トコちゃんベルトと子宮頸管の関係については現・浜田病院 院長の合阪幸三先生をはじめとする先生方によって様々な研究発表や使用に関する報告がされています。
- 2005年 日本周産期・新生児医学会で渡部信子氏が「トコちゃんベルトを着用すると短縮していた子宮頸管が改善した。」と発表
- 合阪幸三、松岡良、入山高行、渡部信子「産褥期の尿失禁に対する骨盤支持ベルトの効果」(2008.6.20発行)日本周産期・新生児医学会雑誌 44(2): 365
- 合阪幸三、渡部信子「切迫早産の治療としての骨盤支持ベルト併用の効果」(2009.6.25発行)日本周産期・新生児医学会雑誌 45(2): 443
その他、トコちゃんベルトに関する各種研究発表はこちらをご覧ください。